ザ・コインロッカーズ結成 秋元康とワーナーがライブエンターテイメントで盛り上げる

令和時代になり、2019年5月2日に61歳の誕生日を迎える秋元康さんがプロデュースするガールズバンドグループ「ザ・コインロッカーズ」をベースに、令和時代の音楽産業とライブエンターテイメントについて考察してみたいと思います。

以下のツイートに記載されているのが、 ザ・コインロッカーズ 正規メンバー(39名)として選ばれたHANNAさんです。SHOWROOM Noが1066番となっています。ザ・コインロッカーズの応募者数が1000人以上に上ると思われます。

平成を振り返る(レコード会社ベース)

2005年12月8日に発足したアイドルグループAKB48が大ヒットを記録し、秋元康さんによるアイドルグループの怒涛の快進撃が幕を開けました。

平成時代は秋元康さんの時代と言っても過言ではありません。この記事では、秋元康さんがプロデューサーとして務めたアイドルグループと担当レコード会社を振り返ります。そして、音楽業界のビジネスモデルの変化について考察してみたいと思います。

アイドルグループ(アーティスト)と担当レコード会社の一覧が以下の通りです。

ソニー・ミュージック

  1. AKB48、2008年まで
  2. 乃木坂46、2012年~
  3. 欅坂46、2016年~
  4. 22/7(ナナブンノニジュウニ)、2017年~
  5. NGT48、2017年~(レーベル:アリオラジャパン)
  6. 吉本坂46、2018年~
  7. 日向坂46、2019年~

ユニバーサル(EMI)

  1. HKT48、2013年~
  2. ラストアイドル、2017年~(レーベル:Virgin Music)
  3. IZ*ONE、2019年~

Avex(エイベックス)

  1. SKE48、2011年~
  2. 劇団4ドル50セント、2017年~(音楽出版社として、CD発売なし)

KING RECORDS

  1. AKB48、2008年~
  2. STU48、2018年~

laugh out loud! records(吉本興業)

  1. NMB48、2011年~

ざっと見て、各アイドルグループやアイディアのレコード会社が以上の5社に集中しています。その中、ソニー・ミュージックが担当するが現在全14グループの内6グループもあり、最多となります。

また、以上のアイドルグループやアーティストの中、CDの発売と握手会の開催がないのが唯一のグループが劇団4ドル50セントです。グルーブの性質から考えるとCDを発売しないのが普通です。なぜかというと劇団4ドル50セントは名の通り劇団ですから。

従来のレコード会社のビジネスモデルを踏襲

なので、この劇団を除けば、すべてのアイドルグループが基本同じビジネスモデルによって成り立っています。そのビジネスモデルとは、握手会というイベントでレコードの商品価値を上げ、レコードの売上枚数を上げることで売上高を上げるというモデルです。従来のレコード会社のビジネスモデルに握手会とい販売促進要素を盛り込んだだけの形となっています。

ワーナーミュージックの姿がない

驚くことに、3大メジャー・レコード会社の1つであるワーナーミュージック系列に所属するユニットは1つもありません。ちなみに、昔は4大メジャー・レコード会社と言われていましたが、EMIがワーナーミュージックに買収されたので、現在は「ユニバーサル・ミュージック」、「ソニー・ミュージックエンタテインメント:、「ワーナー・ミュージック」という3大メジャー・レコード会社の構図となっています。

レコード市場の衰退

日本レコード協会の資料によりますと、邦盤オーディオレコードの生産数について2012年が1億8千万で、減少傾向にあり、2018が1億2千2百万とまで減っています。3割以上減少しています。

ライブエンターテイメント

一方、コンサートプロモーターズ協会の資料によりますと、公演数も入場者数も年間売上も2006年から毎年増えています。レコードの生産数に合わせて比較すると、2018年のライブ市場売上が2012年より倍以上増えていて、3,448億円に上ります。

ザ・コインロッカーズの結成

ワーナーミュージックがついに動き出しました。2018年末にガールズバンドを結成すると発表しました。そのプロデューサーが、そう、秋元康さんです。

普通のガールズバンドだと、メンバーが4人の場合が多いのですが、今回秋元康さんがプロデュースを務めるザ・コインロッカーズは、アイドルグループのようにメンバーが数十人となります。今現在正式メンバーが39人となります。中に、元AKB48チーム8の早坂つむぎがいます。

コンセプトは変わらない

ザ・コインロッカーズのシステムは楽曲によって選抜メンバーが選出されます。また、応募要項の中では楽器経験は不問となっています。

形はガールズバンドとなっていますが、根本のコンセプトは他のアイドルグループと一緒となります。 女の子が一生懸命頑張ている姿を見せてファンから共感を得ます。シングルが出る度に、またはライブを行う度に、メンバーの構成が変わります。メンバーの選抜によってファンが盛り上がります。それによってグルーブの人気が保たれます。

握手会からライブへ

ザ・コインロッカーズはもう初シングルの発売が決まっています。2019年6月19日に「憂鬱な空が好きなんだ」が発売される予定です。他のアイドルグループのと違い、握手会イベントは行われません。また、CDの特典にメンバーの写真ではなく、 BACKSTAGE PASS レプリカステッカーが付いてます。ガールズバンドらしい特典となっています。

ただし、初期のガールズバンドSCANDALのように発売イベントとしてのミニ握手やハイタッチ回が行われるかもしれません。

ライブ開催で販売促進

アイドルグループの場合、握手券をCDに付けて販売することで売り上げ枚数を増やそうとしています。メンバーとの握手を目当てにCDを複数枚購入するファンがいます。

ザ・コインロッカーズは握手券をCDに付けない代わりに、ライブ参加権を付けます。CDを購入してバンドのライブを見に行くことができます。

現在、ザ・コインロッカーズは「SHOWCASE LIVE」のライブツアーを予定しています。ライブの回数はなんと150回となります。東京開催のライブが61回あり(第一弾発表分のみ)、東京在住のファンなら遠征することなく61回も参加できます。言い換えれば1枚のシングルに付き、最大購入見込み枚数が61枚となります。遠征する場合最大見込み枚数が150枚となります。

SHOWROOM配信

ライブ収入とは別に、SHOWROOMの配信はもう一つの収入源となります。メンバーの個人の練習の様子をはじめ、複数メンバーの自主練やセクション、普通の雑談を配信など、さまざまな形の配信ができます。配信中にファンからの投げ銭(タワーなど)が収入となります。

最後に

令和時代に突入して、秋元康プロデューサーがライブエンターテイメントぶ屋において本格的にヒットを狙い始めました。平成時代で生まれた握手会スタイルと令和時代で成長を遂げるライブエンターテイメントは果たしてどっちが生き残るのか、楽しみにしています。そして、どっちにせよ、秋元康さんの勝ちは変わりません。

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