
みなさん、こんな経験ありませんか。
インスタでおしゃれなカフェの紹介記事と写真を見て実際そのカフェに行ってみたり、YouTubeでiPhoneの開封動画を見てどのモデルのiPhoneを買うかを決たりしたことありませんか。
僕は有名人が紹介するグルメの店に実際行ったことがあります。多分多くの方は似たような経験を持っているかと思います。
共感を呼ぶ
そういった投稿は押し売り感が全くなくて、実際料理を食べて、商品を使ってみて感じたままのことが書かれていて、内容がすごく伝わると思います。そんな記事を投稿する方には、実はたくさんのファンを持つインフルエンサーがいます。
インフルエンサーは実際商品やサービスを使ってみて、観光地や人気スポットに遊びに行って生身で体感した感想をSNS投稿やYouTube動画にまとめて世の中に発信します。
3人のインフルエンサー
このコンテンツ(YouTube動画とブログ記事)はシリーズとなっています。4部構成の第1部はインフルエンサ-そのものを紹介します。残りの3部は3人のインフルエンサーにフォーカスを当てて1人につき1つ動画・記事で紹介していきたいと思います。推定収入や活動実態などの調査結果も合わせて公開しちゃいたいと思います。
隙のないインフルエンサー
1人目はアイドルの卒業を控える
指原莉乃
さっしー
圧倒的な知名度を持ち、テレビメディアでもご活躍されています。「隙のない」インフルエンサ-として紹介します。
現役アイドル女子力インフルエンサー
2人目は現役アイドル
吉田朱里 (アカリン)
現役アイドルでありながら個人ファッションブランドを持っています。「現役アイドル女子力」インフルエンサ-として紹介します。
最も勢いがあるインフルエンサー
3人目は元アイドル
菅本裕子 (ゆうこす)
モテるために生きるというスローガンで活躍する「もっとも成功してて勢いのある」インフルエンサーとして紹介します。
インフルエンサーとしての一面
3人とも元アイドルか現役アイドルですが、アイドルの一面だけを見たらこの3人が持つ影響力に気づかないかもしれません。
このコンテンツはこの3人をアイドルとしてではなく、インフルエンサ-としての一面を紹介します。インフルエンサーに対して興味のある方も、マーケティングに興味がある方も、もちろんアイドルファンの皆さんも楽しめるコンテンツ動画になっていると思います。
すぐにこの3人のコンテンツを見たい方は詳細欄のリンクをたどって動画をご覧になってください。インフルエンサーを少し理解したうえでコンテンツを見るとより楽しめるかと思いますので、この記事の続きを読むことをおすすめします。
そもそもインフルエンサーって何?
そもそもインフルエンサーとはどんな人なのかを説明します。
インフルエンサーとは
世間に与える影響力が大きい行動を行う人物
インフルエンサーはTwitter(ツイッター)やInstagram(インスタグラム)などのSNS、YouTube(ユーチューブ)やTikTok(ティックトック)などの動画サービスを使って発信して多大な人気を博します。
誰もが知っているインフルエンサーといえばこの方
きゃりーぱみゅぱみゅ
日本国内に限らず、アメリカやヨーロッパにもたくさんのファンがいます。ミュージシャンやファッションモデルとして活躍するきゃりーぱみゅぱみゅさんはアメリカ、イギリス、ドイツ、中国などワールドツアーを開催し、チケットが即完売と海外にも人気を集めています。
彼女のTwitterアカウントは、フォロワーが500万以上付いています。

実際リアル世界でクラウドファンディングで資金を調達しイベントを開催するインフルエンサーもいます。 1つの投稿に数千「いいね」が付くのが普通です。
キングコング 西野亮廣
2018年に「はれのひ」被害者のために「成人式」を開催し、振袖から着付け、ヘアメイクまですべて無料で提供しました。
インフルエンサーは芸能人に多いイメージですが、マスメディアの露出が少ないプロブロガーやユーチューバにもたくさんいます。メイクテクニックや家電製品など特定の分野では数万人規模ものファンに支持されるケースが少なくありません。
たとえばkemioさん、りょうくんグルメさん、カンダエミリさんなどんど。
今回は、まだ広く知られていない「インフルエンサー」を分かりやすく説明するために、あえて芸能人をピックアップして実列として紹介しています。
インフルエンサーマーケティング
インフルエンサーが持つ多くの人に多大な影響力に着目して企業がインフルエンサーを起用して行うマーケティング手法がインフルエンサーマーケティングといいます。
企業が自らマスメディアを通じて広告で商品やサービスを宣伝するより、特定の属性のファンをたくさん持つインフルエンサーに宣伝を依頼した方がコンバージョン率(成約率、商品やサービスを使ってもらう割合)が高いなど効果が出る場合があります。
例えばマンガの出版社やゲームメーカーの場合、ACG(A:アニメ、C:マンガ、G:ゲーム)ファンを多く持つコスプレイヤーのえなこさんに依頼したら絶大な効果を得ることができるでしょう。
コスプレイヤーで人気のえなこさんはゲームショウやコミケなど多数の国内外にて開催されるACG関連のイベントへ出演する度に会場を賑わせます。
このTwitterの投稿の写真の中央にいるのがえなこさんです。コミックマーケット(通称コミケ)で大勢のえなこファンやコスプレイヤーファンがカメラを構えて輪を作ってえなこさんのコスプレイ姿を撮影しています。この現象を界隈では「えなこりんの囲み」を呼んでいます。
経済効果
インフルエンサーがSNSでたくさんのフォロワーを持つことと集客効果が高いことについて簡単に紹介しました。では、具体的にインフルエンサーマーケティングはどれくらいの経済効果があるか知りたくなるのではないでしょうか。
すべてのインフルエンサーを対象にしたデータはありませんが、YouTuberの国内市場規模の推計データがあります。
2019年の推定市場規模が
400億円
2022年になると、500億円を突破して579億円になります。今年2019年より40%も増加します。
詳細についてもっと知りたい方は三菱UFJリサーチ&コンサルティングが公開した「口コミサイト・インフルエンサーマーケティングの動向整理」 を参照ください。
インフルエンサーの評価指標
「このインフルエンサーがどれくらいすごいの」を評価する際、しばしばSNSのフォロワー数やYouTubeチャンネルの登録者数を唯一の基準とされることが多く見受けられます。
もちろん、フォロワー数や登録者数は重要な指標ではありますが、他にも重要な要素がありますので、多方面の指標を含めて総合的にインフルエンサーを評価できるのではないかと思います。
インフルエンサーを評価する以下の指標(メトリック、metric)を紹介しましょう。
- 発信力
- 支持度
- ブランド
- 実績
- 将来性
発信力
どれくらいの質と量のコンテンツを制作して発信する力。
例えばHIKAKINさん(ヒカキン)が毎日動画をYouTubeに投稿しています。ほとんどの動画が100万回以上再生されています。
支持度
ファンの数(フォロワー数)、年齢の幅、男女の割合など。
人気ファッションモデル藤田ニコルさん(にこるん)は特に10代20代の女性に多大な人気を集めています。
ブランド
○○といえばこの人だという広く認識されるキャラクター。
アンジャッシュの渡部建さんといえばグルメと想像すれば分かりやすいかと思います。
実績
企業から依頼を受けた数や依頼を受けた企業の会社規模、イベントの出演数など。
将来性
得意分野が成長産業かどうか、あるいは既存市場の規模、市場の競争状況(レッドオーシャンかブルーオーシャンか)。あと、複数の得意分野を持ち影響力の元を分散しているかどうか(リスクヘッジ力)。
ファッション系だと、人口の減少でこれから伸びていく産業ではないと考えられます。それに、ファッションモデルやアイドルなどによる競争が激しいので、優位性を保つのが簡単ではないかと思います。
評価してみた
以上紹介した5つの指標を使って今回の特集で取り上げる3名のインフルエンサーを評価してみました。評価の詳細は各ブログ記事と動画をぜひご覧ください。
影響力が財産になる
インフルエンサーについて簡単に紹介しました。間違いなくインフルエンサーは1つの職業として地位を獲得していきます。
近年小学生がなりたい職業にYouTuberが上位にランクインされました。大人として、小学生がぼんやりとして憧れのYouTuberになりたいと思っているだけ、と考えているかもしれませんが、YouTuberとして人気を集めればインフルエンサーへと転身できるかもしれません。
インフルエンサーになったら、自分が持っている影響力を活かして収入を得ることができますし、活躍の場を広げてたくさんの人と会って仕事するチャンスに恵まれます。
インフルエンサーは自分が起業して商品やサービスを提供して利益を上げることもできますし、企業からオファーをもらって商品やサービスを宣伝したりイベントに出演したりして 収入を得ることもできます。
インフルエンサーになれば影響力が武器になり財産になります。影響力を持つ者はマーケティングに強く、行動が消費活動に繋がり、社会現象へと発展するケースも珍しくありません。
さて、ぜひ
指原莉乃さん、吉田朱里さん、菅本裕子さん
この3名のインフルエンサー記事と動画を見てインフルエンサーへのすごさを体感しましょう。
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参考資料
三菱UFJリサーチ&コンサルティングが公開した「口コミサイト・インフルエンサーマーケティングの動向整理」
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