NGT48運営 AKSが新潟県・新潟市へ謝罪する理由

新潟県新潟市を拠点と活動するアイドルグループNGT48の運営である、
株式会社AKSの代表が2019年3月29日に新潟県へ 訪れて謝罪しました。2018年12月8日に発生した山口真帆さんの暴行被害が騒動へと発展したのが発端でした。

この記事では、なぜ3月29日というタイミングでAKSの代表がわざわざ新潟県へ訪れて謝罪したのかを考察してみたいと思います。

新潟市からNGT48への期待

新潟市

地元企業のCM出演や南区PR大使就任、平成28年のAKB選抜総選挙の会場誘致のほか、兵庫県出身のメンバーから「新潟市移住プロモーションビデオ」への出演など、市の魅力発信に多大な協力となっています。新潟市の魅力の発信、交流人口の拡大、移住促進について、行政と民間が共に推進する形となっています。

企業

NGT48が入居するラブラ2を運営する三井不動産と新潟交通が地域活性化を狙いとしてNGT48劇場の誘致を働きかけたという報道があります。万代シテイ商工連合会商店街振興組合は新潟市商圏全体の活性化へ期待を寄せています。新潟商工会議所は、新潟の食文化や歴史について観光への経済効果に期待しています。

NGT48の地域性

NGT48は「地域密着、地元貢献」 をテーマと掲げ活動を開始しました。以降、新潟県、新潟市の地元企業とのタイアップをはじめ、企業や行政のイベントへの参加、地元メディアへの出演をメインに行い活動しています。

実績

以上、NGT48が新潟市や地元企業からの期待とNGT48が公開した地域重視の方向性を見てきました。では、実際NGT48がどれくらい新潟県・新潟市関連の仕事をしてきたかをチェックしましょう。

新潟県

  • AKB48グループとして、第8回AKB48選抜総選挙の開票イベントがHARD OFF ECOスタジアム新潟(新潟県所有)にて開催
  • NGT48が「第34回国民文化祭・にいがた2019、第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会」(新潟県にて開催)のスペシャルサポーターに就任

新潟市

  • NGT48の1期生お披露目イベントが新潟市歴史博物館にて開催
  • 加藤美南さんと水沢彩佳さんが南区PR大使に就任
  • 加藤美南さんと中村歩加さんが ル・レクチエ宣伝部長に就任
  • 2017年公開の2017年度合同IR説明会の新潟市IR資料(投資者向け資料)にNGT48の記載あり
  • NGT48メンバー出演の新潟市へのU・Iターンを促進する情報サイトの動画削除

企業

  • NGT48が一正蒲鉾のCMへ出演
  • NGT48が新潟ふるさと名物商品PR大使に就任
  • NGT48が三井不動産の商業施設ラブラ2の4FにNGT48劇場をオープン
  • NGT48が栗山米菓グループの商品「ばかうけ」PR大使に就任
  • NGT48の冠番組「ココだけNGT48」がニコニコケーブルテレビにて放送開始
  • NGT48の地上波冠番組「NGT48のにいがったフレンド!」がテレビ新潟にて放送開始
  • NGT48の番組NGT48のみんな神対応!!ラジオあくしゅ会!!がFM新潟放送開始
  • NGT48が新潟港開港150年(新潟商工会議所)の記念動画へ出演

NGT48に関する契約保留やメディア露出休止

4月頭にNGT48に関する契約保留やメディア露出休止の情報を整理しました。以下のツイートにまとめました。

事業計画と利益計画への打撃

NGT48ばかり注目しがちですが、企業と行政側にも打撃を受けています。特に事業計画や利益計画を立てる際、NGT48との協業による収益を見込んでいるのに、NGT48の騒動により活動が休止すると、計画が狂ってしまい事業や売上が影響を受けてしまいます。タイミング的にちょうど企業が2020年度の事業計画を作成している最中で、NGT48の活動再開と名誉回復の時期が未定のまま、事業計画の大幅の修正を余儀なくされます。また、2019年度第4四半期の収支計画も急きょ修正し対応しなければなりません。売上が影響を受けて2019年度、そして第4四半期の目標が未達になってしまうと、投資家への説明や事業のリスクヘッジが問われるでしょう。

市政への打撃

新潟市は市へのU・Iターン事業「新潟市移住プロモーション」についてNGT48とコラボレーションを行っています。その一環として、2018年に開催されたNGT48第2期生オーディションに新潟市市長が選考し、「住みやすく魅力あふれる街」として新潟市の魅力を発信しながら、新潟本市の魅力を全国に発信するのに相応しいかどうかという観点が盛り込まれました。

実際、NGT48の今回騒動によりどれくらいの移住者が新潟市への移住を踏みとどめたかデータが見つかりませんでしたが、NGT48が参加した政策のプロモーションが一部非公開の状態になりました。この件で新潟市のU・Iターン事業が確実にマイナスの影響を受けています。

謝罪のタイミング

ニュースの報道によりますと、AKSが謝罪に新潟県へ訪れたのが2019年3月29日でした。山口真帆さん暴行被害から3ヶ月以上経過しています。事件が騒動として発展したのが2019年1月中旬頃で、2ヶ月も経っています。

なんでAKSがあのタイミングで謝罪に新潟県庁と新潟市役所へ行ったか、1つ考えられるのが、契約関連の問題だと思います。各種契約が年度末を迎えると期間が来てしまいます。2020年度の契約延長について保留になってしまい、AKSは新潟県(地元企業を含む)や新潟市へ迷惑をかけたことを謝罪し、契約延長と契約更新の交渉も合わせて実施したではないかと思われます。

ここで強調しますが、謝罪がメインの目的であれば、1月までか2月、3月上旬ならいくらでもタイミングがあると思います。騒動がすでに起こっているので、わざわざ第三者委員会調査報告書の公開を待つ必要もないかと思います。2019年3月29日金曜日は2019年度の最終日なので、AKSが新潟県へ訪れた主な目的は契約更新と延長の交渉と充分考えられます。

YouTube動画バージョン

動画バージョンはYouTubeに公開しています


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参考資料

2017年度合同IR説明会資料新潟市IR資料、2017年10月24日付

ファンの地元消費期待 NGT48劇場、「ラブラ2」に決定 新潟https://www.sankei.com/region/news/150526/rgn1505260044-n1.html

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